税理士の多くは独立開業して活動している、つまり自営業者になります。
顧客の多くは会社、法人や個人事業主になり、そういった方々の税務事務や税務相談を受ける、税務に関する知識を売る商売を行っているといっていいでしょう。

ここ最近は不況がずっと続いています。
何とか経費削減を、そのために節税対策をしたい、そう考える社長さんも増えているでしょう。
しかし節税したいならきちんと節税に詳しい税理士に相談するべきです。
その前にまず節税にはリスクもあるのだという事をよく理解することが必要です。
その上で税理士なら誰でもいいわけではないという事をよく知っておきましょう。
税理士にも色々なタイプの税理士がいて、考え方も十人十色、なのです。

基本的に税理士は正しい納税を手助けする役割を担っているので、中にはそもそも税金は支払って当たり前、節税なんてけしからん！そう考える税理士も少なからず存在することを知っておきましょう。そんな方に節税の相談をしても何の意味もありませんし気分も悪くなります。
ではどんな税理士がいいのか、当然節税の知識や実績豊富な事は大前提で、その上で尚且つ顧客目線に立って物事を考えられる方がいいでしょう。
この顧客目線、というのが意外と難しいのです。
税理士業界はずっと規制で守られてきた保守的な業界です。
最近ようやく緩和で広告や報酬についても制限を受けることなく事由に出来るようになったものの、まだまだお偉い「先生」タイプの税理士も存在し、サービス業だという自覚が薄い方もいるのです。

世の中何万人と税理士がいますが、本当に節税に精通している腕のいい税理士というのは、意外と少なかったりしますよ。