少し前までは歯科医院の経営は医院自体が少なく、開業すれば待合室は患者さんでいっぱい！でした。
しかしそんな古き良き時代はもう終わりました。
開業すれば自動的に確実に患者が増えて大繁盛！そんなのは幻想でしかなく、今の時代歯科医院経営独立はそんなに簡単なことではなくなりました。
歯科医院の経営は年々厳しい状況に追いやられています。
毎年のようにマイナスへ改正される診療報酬や、ライバル医院の増加、それに加えて患者数の減少、これからは間違いなく歯科医院そのものの数が減ってくるのは間違いないかと思います。
コンビニよりも歯科医院の数は多いとまでいわれており、競争の真っただ中にいると言ってもいいでしょう。

しかし歯科医院を経営されている方皆さんが、経営に苦しんでいるかと言えば違います。
中には開業当初から大勢の患者さんで予約一杯の医院もあるのです。
既に開業済の医院でも、毎年着実に患者数を伸ばして、診療収入を増やすことに成功している医院もあります。

では患者が、収入が増えない医院とこれらの医院の違いはなんでしょうか？
はっきりいっていい治療をしているだけ、では患者数は増えないのが現実なのです。
繁盛している歯科医院は必ず何かしらの工夫、をしています。
ただ開業しているだけ、では決してありません。

どうやって患者を増やすのか、そのためのマーケティング調査や効率的な経費削減、節税対策、様々な工夫を凝らしてこそ初めて収入を増やすことに成功しているのです。
おそらく、繁盛している医院の多くには優秀な税理士が顧問税理士としている可能性が高いです。
一般企業同様、歯科医院の経営にも税理士の存在は欠かせません。
もしかしたら歯科医院経営においての顧問税理士は一般企業以上に重要な役割を担っているのかもしれません。
どの税理士に顧問を依頼するのか、単なる会計上のデータ処理を依頼するだけではなく、どのように活用するかは経営者次第。
上手に税理士を活用して、この競争激化の時代を何とか切り抜けてほしいものです。