インターネットの普及のお蔭でわたしたちの生活は劇的に便利になりました。
しかしその便利の裏側には犯罪やトラブルが潜んでいる事がたくさんあります。

トラブルの代表に掲示板などへの書き込み被害が挙げらます。
書き込み、といってもそれは言葉にするのも憚られるような汚く攻撃的な悪口やいわれのない誹謗中傷などで、例えそれが顔の見えないネットの世界であってもその心は現実世界同様に傷ついてしまいます。
誹謗中傷などのネットの書き込みが原因で心の病になってしまったり、個人情報が特定されてしまい現実生活に大きく影響を与える事も十分あり得ます。
ネットは顔の見えない匿名が高くて、ある意味仮想上の世界などと思っている方も多いでしょうが、そうではなく、ちゃんと現実世界とつながっているのです。

インターネットを利用する人全てにモラルが備わっているわけではありませんから、誰もがある日突然理由なく攻撃される事・誹謗中傷される事可能性だってあるわけです。
そんな被害から自分の身を守るため、自分で出来る対策はどのような事があるのでしょうか。
一番の対策は、例えネット世界だからと言って安易に自分の個人情報を含む情報を知らせない事です。
アンケート形式のものにも注意しましょう。どこから流出するかわかりません。
また熱くなってしまった議論や相手に対する意見やお願い事を書き込む場合はもう一度よく冷静になり、考えましょう。よく自分の書き込む文章を見直すことです。どこが火種になって炎上するかわかりません。
被害に遭わない対策、それは自分自身がモラルとルールを守ること、それに尽きるのです。
しかし気を付けていても、自分が被害者となってしまうことだってあります。
そんな場合、真っ先に行うべき対策としては、該当の書き込みの削除です。
もちろん自分で削除はできませんからサイト管理者へ連絡を取る事になるでしょう。
この削除依頼は迅速に、が鉄則です。
放置しているとその情報はあたかも真実かのようにひとり歩きしてしまいます。