意匠登録とは一体なんのことかご存知ですか？
意匠、すなわちデザインなどのことを指します。

よく商標登録と何が違うのか、混同されている方も多いのではないでしょうか。
意匠登録とは、商品・製品のデザインを模倣から守るためのものであり、権利として登録することをいいます。

意匠登録されたものは、権利者が他人を排して優先的に独占的に実地すること出来るようになります。
他人が勝手にその意匠、つまりデザインを使用したり模倣したりすることができなくなるのです。
商品や製品において、その性能も大事ですが、やはりデザインというのは非常に売り上げに関わる部分かと思います。
消費者の中には、性能や価格よりはパッケージに引かれて購入した、なんて話もよく聞きます。
そして世論的に、今は性能よりもデザイン重視の時代でもあります。

登録が認められるものは、衣服や履物装飾品、身の回りの品、家具や生活用品などありとあらゆるものに認められています。
量産されるあらゆる品に意匠登録が認められると覚えておけば間違いないです。
そして、特許権や実用新案権で保護しきれないものでも、意匠権でなら保護出来る事もあります。
特許と意匠、実用新案は並存した権利が認められているので、様々な角度から商品や製品創作物を保護することが可能になります。

近年では、意匠は特許や実用新案に比べて他人から模様され易いものになってきています。
大切な意匠・デザインについては、早めに登録をすることをお奨めしますよ。

一方商標登記とは製品商品、サービズや屋号などの名称・マークを権利として登録する事です。
また意匠登録とは異なるものになります。