経営事項審査とは、公共工事への入札参加の第一歩
建設業とは、他の業種と異なりわたしたち国民の生活に非常に関わり深いものになります。
わたしたちが普段暮らしている住居や学校や病院図書館、道路や上下水道など生活の至る所に建設物が存在しています。
そのため、一定規模以上の建設業を営む者は個人であれ法人であれ、建設業許可というものを取得しなければなりません。
建設業許可を取得するためには、ただやみくもに申請すればいいわけではありません。
建設工事をきちんと完成まで請け負えるか、技術力や経営力、資力などを総合的に審査されるのです。
五大要件というものが設けられており、この要件をクリアーして初めて許可取得が可能になります。
そのため建設業許可を取得することは簡単ではありません。
むしろ難しくなってきているといってもいいでしょう。
長い期間をかけて取得を目指す業者もとても多いです。
しかし逆に裏を返せばそれだけ価値がある許可ともいえます。
建設業許可取得の最大のメリットはなんといっても公共工事の入札参加の見通しが立つことにあります。
建設業を営むものなら、誰もが公共工事を請け負いたいと思うでしょう。
入札参加したい!
しかしながら公共工事には誰でも簡単に入札出来るわけではないのです。
入札参加するためにも資格が必要です。
そのひとつとしてこの建設業許可の取得があります。
しかしそれだけではまだ入札参加は出来ません。
許可を取得したら次は経営事項審査を受けなければなりません。
経営事項審査とは公共工事を発注者から請け負うとする者が必ず受けなければならない審査になります。
経営事項審査では経営状況や経営規模などを中心に評価されるものになります。
公共工事への入札参加への道は実はとても険しいものなのです。
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