税理士のこれからの役割
税理士は納税や税務会計に関するスペシャリストであり、わたしたち国民の暮らしのパートナー的な存在です。
なぜならわたしたちは誰しもが何らかの形で納税という行為を行っているのです。
そうです納税は国民の義務として憲法に定められています。
税金を資源としわたしたちは様々なサービスや施設などを利用することができより快適な暮らしていけるような社会制度となっています。
しかし現実的には税金の種類が多く申告書類の作成が複雑だったりよくわからなかったりします。
税法や制度はとても複雑で常に時代にあわせて法改正が頻繁に繰り返されています。
一般の方がこれらに精通することはほぼ不可能といってもよいでしょう。
税金は誰しもが支払わなければならないものですが、時には納税によって生活が困難になることも多いです。
そんな時に相談できるのが税理士という存在です。
風邪を引いた時にお医者さんに行くように、何か税務上で困った時、身近に信頼できる税理士を探しておく、見つけておくということはとても賢明だと思います。
目新しい情報でいうと消費税の増税や相続税の増税があります。
特に相続税に関しては該当する方がかなり大勢いらっしゃるかと思います。
今まで相続税がかかるのは本当にごく一部の方だけ、でした。
だいたい100人に4人程度だったものがこの法改正をうけて、100人の7~8人、都心部に至っては10名前後となり見通しだそうです。
地価の高い地域に不動産を有しているだけで基礎控除額を超えてしまう、つまり相続税が発生してしまうようになるかと思います。
事前に対策をして税金を抑えるアドバイスを行う、これも税理士の立派な業務です。