飲食店を開業するためには、事前にお店となる店舗を用意し保健所へ飲食店営業許可を受けてから開業となります。
その他にも扱う食材などによっては申請や資格が必要になることも多く何かと事前の準備は大変です。
しかしいざ飲食店をオープンさせてみたものの、意外と売り上げを出ない、そんな悩みを持つ経営者の方は多いです。
メニューにも味にも自信がある。
お客さんもそれなりに来てくれて毎日それなりに忙しい。
しかし実際なかなか売り上げが上がらない、そんな不思議な現象が起きやすいのが飲食店経営の特徴なのです。

飲食店は簡単にいいますと少額取引の繰り返し、であるといえます。
つまりどれだけ経費を抑えることができるのか、これが飲食店で儲ける際のポイントになります。
経費を抑えること、それはロスを出来るだけ少なくすること、これにつきます。
つまり細かい数字をどれだけ正確に出していけるか、緻密な作業が求められるのです。

しかし経営者の中には自分自身がプレイヤーとして現場で活躍されている方が大半です。
そんな事に時間や労力なんて割いていられない、それが本音ではないでしょうか。
経営だけに専念している飲食店経営者というのは少ないです。
そんな時に頼りになるのが税理士です。
法人の場合は特に税申告のために顧問税理士を雇っている事が多いです。
せっかく顧問契約を締結しているのです。
数字上の細かい分析を顧問税理士へ依頼して一緒に戦略会議に参加してもらうなどの活用をしましょう。
しかも顧問税理士は毎月定期的に会社へ訪問しますので、何かとコミュニケーションを取りやすい相手です。
経営者の最も身近な専門家、それが顧問の税理士なのではないでしょうか。